カスタマイズ  
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 ttsetup.dat ファイル

 TYPETREK2 のをインストールしたフォルダの設定ファイル(初期設定では C:¥Program Files¥Armat¥TYPETREK2¥ttsetup.dat または C:¥Program Files(x86)¥Armat¥TYPETREK2¥ttsetup.dat) を変更することで、設定を変更することができます。


<ttsetup.dat>

行頭に # のある行はコメントで、読込時に無視されます。コマンドとしては、DataDirTextDirSound の3つがあります。

# ttsetup.dat -- このファイルは起動時に一度だけ読み込まれます。
#
# DataDir はデータファイルを保存するフォルダを指定します。
# 起動後「初期フォルダ」をクリックすると、このフォルダに設定されます。
# この項目を省略したり、DataDir= だけだとマイドキュメントになります。
#
# 例: DataDir=C:¥TYPETREK

DataDir=

# TextDir はユーザー問題を格納してあるフォルダを指定します。
# 起動後「初期フォルダ」をクリックすると、このフォルダに設定されます。
# この項目を省略したり、TextDir= だけで内容を省略すると、インストール
# したフォルダの usertxt フォルダが指定されます。
#
# 例: TextDir=C:¥Program Files¥Armat¥TYPETREK2¥usertxt

TextDir=

# Sound はサウンド再生がオンになった状態で起動するかどうかを指定します。
# Sound=off サウンドフラグがオフになった状態で起動します。起動後、設定メニュー
#     「効果音を鳴らす」にチェックを入れればサウンド機能は有効になります。
# Sound=no 起動後もサウンドをならすことはできません。
# Sound=on サウンドフラグがオンになった状態で起動します。何も指定しなかった
# 場合もこの状態になります。

Sound=on



 ユーザー問題の作成方法

 次のような文章が基本フォーマットで、メモ帳やテキストエディターなどでファイルを作成します。

 1行目は文章のタイトルを入れておくと、これが TYPETREK2 の中でさまざまな場所で表示されます。(長いタイトルの場合には適当に後半を省略して表示します。)

古墳のある風景
 五世紀には近畿地方を中心に大規模な古墳が数多く作られた。
 中でも大阪府堺市の仁徳天皇陵は、縦の長さが五百メートル近い巨大な前方後円墳で、当時の大和政権がいかに大きな力を持っていたか知ることができる。

 上記のような内容のファイルを usertxt1.txt ~ usertxt20.txt というファイル名で保存します。

 「ユーザー問題」画面で、新しいコマを選び、ファイルを指定します。その際、ユーザー問題を格納してあるフォルダを「フォルダ変更」で指定する必要があります。


<ご注意>

(1)半角文字については禁則処理されません。

(2)問題と入力文字との正確な一致検索処理を行います。全角スペースを半角スペース2個で入力するなど画面上で確認できない文字や、特別に入力が難しい文字を利用することは避けてください。

(3)文章の長さは本文約2000文字です。

(4)字数の数え方は半角・全角とも1文字と数えます。改行は文字数に含みませんが、文中で改行が欠落している場合には、1文字不足の扱いとなります。



ユーザー問題の読みの付け方

 
 日本語入力では、漢字の読みがわからないと、全く入力できませんので、特に授業や研修で利用される場合、入力文章の難しい漢字には読みをつけておいたほうが親切です。

 読みは _ (半角アンダーバー)と < >(半角大なり・小なり記号)文字を用いて、文章の中に次のように埋め込みます。


_数多く<かずおお_く>



画面には「数多く」とだけ表示されますが、文字上をクリックすると、「かずおお」と表示されます。「く」は送りがなを表しています。全体としては、次のようになります。

古墳のある風景
 _五世紀<ごせいき>には_近畿地方<きんきちほう>を_中心<ちゅうしん>に_大規模<だいきぼ>な_古墳<こふん>が_数多く<かずおお_く>_作られた<つく_られた>。
 _中<なか>でも_大阪府<おおさかふ>_堺市<さかいし>の_仁徳天皇陵<にんとくてんのうりょう>は、_縦<たて>の_長さ<なが_さ>が_五百<ごひゃく>メートル_近い<ちか_い>_巨大な<きょだい_な>_前方後円墳<ぜんぽうこうえんふん>で、_当時<とうじ>の_大和政権<やまとせいけん>がいかに_大きな<おお_きな>_力<ちから>を_持って<も_って>いたか_知る<し_る>ことができる。


<ご注意>

(1)記述ミスがあると正しく表示されません。

(2)画面上に正しく表示できるのは、元の文字と読み部分を合わせて24文字以内です。
   ただし、画面に表示スペースがない場合は、後半は省略されます。

(3)問題のタイトルに読みを付けることはできません。




ユーザー問題 表示ツール

 ユーザー問題に読みを付けると、その文章を読むのが難しくなります。
 そのため、作成した問題に読みを付け、読みの付いた文章でも読みやすくなるような「ユーザー問題 表示ツール」をインターネット上に用意しました。
 このサイトでは、文章に読みを設定することも簡単にできるようになっています。

 TYPETREK2 に同梱のユーザー問題はすべてこのツールを使って作成されたものです。


 TYPETREK2 ユーザー問題 表示ツール